2018年は、6月に発生した西日本豪雨がありました。
2019年は、10月に台風19号により東日本~東北地方の河川が氾濫し床上浸水する被害がありました。
そして、2020年7月、
熊本や福岡、島根でも、川の氾濫が相次ぎました。
まさか、筑後川が氾濫するなんて・・・。
水害が多い日本。
大事な写真は、濡れてしまっても、泥にまみれてしまっても、
捨てないでください!!
応急処置によっては救えます。
「ぬれた写真を救えるとは思わなかった」と悔やむ声を多く聞きます。
万が一に備えて、知識を得ておきましょう。
水没してしまった写真の応急処置法をご紹介します。
濡れた写真の 応急処置方法
写真が劣化してしまう原因は、泥水にいるバクテリアやカビなどです。
泥水や汚れたままの状態で3~4日置くと、写真が痛みはじめます。
水で洗うことが出来ない状態でしたら、
まずは直射日光が当たらない場所で、
とにかく写真を乾かしてください。
写真を乾かすときのコツとして、
・泥をできるだけ払う
・アルバムは開いておく
・写真同士を離しておく
ということに気を付けると、乾きやすくなります。
乾かすだけでも、写真の劣化を遅らせることができます。
時間が出来ましたら、きれいな水で泥などを洗い流して、乾かして下さい。
詳しい内容は、下記ページをご参照ください。
東日本大震災でも、
自衛隊の方々やボランティアの方々が
懸命に写真を救出してくださいました。
さいごに
写真には人生が記録されています。
早期の段階で乾かすと、ある程度元に戻るので捨てないでください。
そして、できるだけ早く写真を救出できるように、
被災された方に発信していただけると、助かります。
お気軽にご相談ください