夫に捧げる写真集 ~生きた証を残す家族写真集~

夫婦 写真集

ご依頼の経緯

60代のK様から、
亡くなった旦那様の生きた証として写真をまとめたい
とご依頼がありました。

 

お話を伺うと、

旦那様のご葬儀をするにあたり、

お花などで葬儀を華々しく飾るよりも、
生きた証を残してあげることに、時間とお金を費やしたい
とのことでした。

 

ご依頼の内容

旦那様は、お仕事が大好きで、
会社関係の方との付き合いをとても大切にしていらっしゃいました。

そんな旦那様が病気になり、思うように会社に行くことが出来なくなりました。

 

大事なお付き合いがあった会社関係の方々に、

仕事ができなかったお詫びと、
生前お世話になった感謝のお礼と、
旦那様の最後のご様子を写真を通してお伝えしたい
ということが、奥様のご依頼の目的でした。

 

旦那様の写真の中には、お世話になった方々との古い写真がたくさんありました。

みなさんで旦那様と過ごした時間を振り返っていただくために、
ページを用意して写真を配置しました。

 

制作者として

奥様は、旦那様を失って、深い悲しみの中にいらっしゃいました。

私からのご提案として、
「大好きなあなたへ」というページを用意したので、
今のお気持ちを言葉に出してみませんか?とお話ししました。

今のこの思いが、
生涯にわたって、奥様の励みになると
私は思っています。

 

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お父さん

あなたに出会え感謝
結婚してくれて感謝
子供を授けてくれて感謝

 

お仕事好きでお得意様大好き主人を尊敬してます。

 

晩年は、長い闘病生活大変なのに辛いと言う事もなく頑張ってくれました。
この半年は口から食べることも禁止され辛かったと思いますが
今は仏様となり私たちを見守ってくれていると思います。

 

皆様に愛され幸せいっぱいな人生でした。

 

主人のところに呼んでもらえるその日まで
加藤家の主として頑張ってきてくれた事を受け継いで頑張っていきます。

お父さん、どうか見守っていてくださいね。

 

K様の感想

旦那様がいなくなったという事実をまだ受け入れることが出来ないのに、
生きていらっしゃったご様子の写真に向き合うのは酷ではないかと心配していました。

でも、
一緒に涙を流しながら写真を選別し、
旦那様の生きてきた人生に向き合う時間は、
かけがえのない時間だった、と最後に話していただきました。

家族写真集には、お父様の大好きだった、
・釣りで鯛を釣った写真
・半袖で雪山を滑走しているスキー写真
・最後まで大事にされていた時計の写真
他にも思い出深いものを一緒に載せています。

 

家族写真集をお渡しする際、奥様は泣きながら、
「これは私が死んだ時、一緒に棺に入れて」
とおっしゃいました。

 

そんなお母様に、お嬢様は、
「お父さんがお世話になった大事な人に、お父さんの生き様を見せるためのもの。
子孫にお父さんのことを伝えるためのものなの。
ずっと残るものなんだから。」
と説得なさっていました。

 

涙もろい奥様には、大好きな旦那様との間に、
お嬢様がいらっしゃいます。

奥様にとって、本当に心強いお嬢様です。

写真の選別や、家族写真集制作にずっと寄り添い、
一緒に涙し、思いを共有してきた一人娘のお嬢様との時間は、
生涯の宝物な時間だと感じています。

 

家族のカタチは変わりますが、
家族写真集の制作が、新しい家族の絆となったのであれば、
本当にありがたいことでした。

 

さいごに

お嬢様がFBで、ご紹介下さった記事です。

こちらこそ家族愛を肌で感じさせていただき、心から感謝申し上げます。

 

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加藤伸様
昨日、四十九日の法要を終えました。

皆様のご弔問、お心遣いにより
私たちが知らなかった
営業マン、父親、夫、多くの父の姿を知る事ができ感謝しています。

 

そして、母と娘で右も左もわからなかった私たちに
いつも寄り添ってくれる
「こころBOOK」の西村さん

父の人生を更に輝かせてくださりありがとうございます。

 

皆様にあらためてご挨拶させていただく所存ではありますが
この場を借りて皆様に感謝申し上げます。