家族写真集 S様「伝承品になる写真集」

memory コラム

ご依頼の経緯

80代のS様から、お子様・お孫様に向けた、
「末代に渡っての伝承品ともなる写真集を作ってほしい」
とご依頼がありました。

お話を伺うと、
家系図をご家族に用意されたそうですが、それだけでは文字の羅列でしかなく、見返すこともないだろうと思い、家族写真集を添えたいと思うようになったそうです。

お電話でお申込みいただき、こころBOOKへのご依頼に至りました。

 

ご依頼の内容

家系図に合わせた家族写真集をご希望でした。

こころBOOKでは、家系図もデータ化できる大きなスキャナーがあります。

家系図もデータ化し、写真集に載せることをご提案しましたが、大変喜んで下さいました。

<コチラはサンプルです>kakeizu

ご先祖様から、ご両親、お客様、お子様、お孫様・・・と、S家代々の方々の写真を配置し、客観的に誰が見てもわかるキャプションを添えました。

 

制作視点

ご依頼があった当初から、写真集に載せる写真の配置や、言葉の配置をどうしたらいいのかわからないと、ご相談頂いていました。

なので、お客様が作成された原案を基に、編集は全てお任せ頂きました。

40ページにも渡る写真集の1ページ1ページ、全て写真の縦横配置が違います。

強調したい写真もあります。

お客様のご意向をあらかじめ伺い、写真の意味合いを考えながら写真を配置していきました。

 

 

制作者として

写真の選別・データ化・写真集制作と、ご一緒に悩み考えながら制作したので、お客様とは4か月のお付き合いとなっています。

4か月お付き合いさせていただいていて、人となりもわかっているので、
お客様のやってほしいところ、こだわりたいところなど、手に取るようにわかるようになりました。

また、私も、プロとしてお伝えできることは都度お話し、お客様に確認してきました。

お客様とは、もはや同じ空間でいても違和感なく、私から言うのもおかしいですが、家族のような存在になれています。

 

4か月間、いろいろなことがお客様にもありました。

風邪をひいて、大きな病院に行くこと。
年末年始、関西に住んでいらっしゃるお嬢様ご家族と過ごすこと。
年明け、息子さんが家で数日過ごすこと。

いろいろなお話を一緒に喜び、心配し、過ごしてきました。

 

 

 

私は、写真整理の専門家です。

「人生を写しだした写真を、そのままにしていてはもったいない」

この熱い気持ちで、お仕事しています。

 

とはいえ、一人の人間として、
お客様の人生に関われることこそが、私にとっての最大の価値なのです。

人生の先輩から、たくさんのお話を伺うことに幸せを感じています。

 

 

お客様から、「さすがプロだね」と仰って頂きました。

「いや、お客様が考えたことを形にしているだけだから、お客様がすごいんですよ」とお返しし、笑い合いました。

お客様とこんな時間を持てたことに感謝です。

S様の感想

「家に帰ってから見てね」と言って1通のお手紙を渡されました。

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西村様

このたびは、私のかねてよりの念願である「〇〇家の歴史」の

制作に携わっていただき、

誠にありがとうございました。

この作品は、〇〇家の子孫に貴重な伝承品として

末永く存続していくものと思っています。

本当にありがとうございました。

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開封後、お手紙を準備して頂いたことに感動して、
お客様のお宅に引き返して、改めてお礼しました。

 

直筆のお手紙を書いていただける時間を想像すると、感謝しかありません。
制作が終わると、嬉しいですが、本当に寂しいです。